機械それぞれの個性を活かす。
当社では数多くのプラスチック加工専用機械を保有しており、それぞれの機械の特性を最大限に活かし、お客様のご要望、納期にお応えしております。
このページでは古くから活用している機械から、最新の機械まで、特に特徴のある工作機械をご紹介いたします。
時代が変わっても変わらない工具と技術 ─
画像下部のガン型の工具は、熱風で溶接棒と板材を溶かし溶接するためのもので、一人一台持っている、いわばプラスチック加工の主役です。
製品の組み立ては、この溶接ガンと昔ながらの工具たちで行われます。
デジタルの真逆、完全にアナログな製作方法ですが、それゆえに作業者の経験・知識・技術によって製品が造られていきます。
板材を加工テーブルに乗せ真空ポンプで吸着固定し、プログラムに従って刃物で切削加工をする機械です。
最大のものはテーブルの大きさが1500mm×3000mmまで加工できます。
全部で6台保有しており、平板からの加工を主としている、当社ならではの台数です。
原板をカットするための機械です。高さ2000mmのものと2430mmのものがあります。
通常、あら切りに使用される事も多いですが、裁断精度を±0.3mmほどまで上げているため、製品形状によってはパネルソーでカットして製品寸法に仕上げる事も多いです。
ブロック状の材料を、プログラム制御して切削加工する機械です。
バイス(万力のような固定器具)で材料をはさんで、固定して加工します。
吸着面積が小さい製品などはこの機械で切削します。
ブロック状の材料を切削するための機械です。
プログラム制御ではなく、作業者がテーブルを操作して加工します。
プログラムを入力せずに加工できるため、形状によっては加工工数を抑える事が出来ます。
円形の材料や、仕上がりが円状の製品の切削をする機械です。
プログラム制御ではなく、作業者が操作して加工します。
板材からの切削以外に、丸棒材やパイプ・継手などの切削もします。
プラスチック材を熱し、柔らかくするための電気炉です。
設定した温度の温風で材料を温め、柔らかくなった材料を型に当てて曲げ加工をします。
1000mm×2000mmの大きさが入る電気炉と、300mm×5000mmの長いものが入る電気炉の二種類を保有しています。
板材の断面に穴あけ+ネジ切りが出来る機械です。
通常は二人がかりで、電動ドライバーで断面にネジを切りますが、この機械は一人作業で綺麗なネジを切る事ができ、失敗するリスクも低くなります。